3月8日は国際女性デー、ミモザの花の様に鮮やかに輝けばいいと思う。
ミモザの花 ギンヨウ(銀葉)アカシア
拡大可(不鮮明ながら)
国際女性デー
International Women's Day (IWD)
3月8日は国際女性デー。全世界の全年齢の女性の皆さん、おめでとうございます。
現代の多くの先進諸国では、黄色いミモザの花を女性に贈って感謝とその存在を讃える日。というのはロシアなどの場合なのでしょうか。
むしろ街頭に広場に女性が集い、主張を行わんとデモンストレーションする日だと言えますか。
日本では、以前は国際婦人デーという呼び方だったと思います。浸透せずにこの日の意義がよく理解されていると考えにくいし今後何を主張していくのか、注目される処です。
この女性解放運動の起源日は、1904年3月8日とも、1907、1908年さらには1909年に遡(さかのぼ)るとも言われ‥。(海外各国版のwikiには日本のwikiと違い、1904年3月8日の記載は見当たらず、1907年とも1908年とも1909年からともある為)
衣料品製造女性従事者のストライキ
ニューヨーク(紐育)、1910(明治43)年2月
アメリカはニューヨークに始まり、そしてドイツからロシアへと広がっていったらしいのです‥。
ロシア帝国の婦人(パンよこせ)デモンストレーション
ペトログラード(ペテルブルグ)、1917(大正6)年3月8日
ここで、1曲どうぞ。戦前の曲で、『ミモザの花』が歌詞に出てきますので‥日本及びその女性を考える時、重要な1曲ではないかと、思います。
曲名: 乙女の戰士 1940(昭和15)年1月
松竹映画『新女性聯盟』主題歌
歌手: 高峰三枝子
作詞: 西條八十 作曲: 古關裕而
赤瀾会は戦前日本の著名な社会主義活動家の妻や家族などが集まって結成したという事で、そもそもの始めから戦前警察の重点取締対象だったのですね。治安警察法という治安維持法とはまた別の法により、女子の政治結社加入の禁止や集会の制限取締り等々、政治運動や労働運動を強く取り締まったようであります。
その団体が1923(大正12)年3月8日に我国初の国際女性(婦人)デー集会を行った、という事ですね。
先程よりの話の流れによれば、世界での国際女性デー等の活動は著名な女性社会主義者によって主導されて来ました。しかもロシア革命を経由してという事なので、欧米列強の強い影響を受けていた日本ですから赤瀾会及び関係団体が日本の国際女性(婦人)デーを主導してきた、というのは自然な流れなのでしょう。
さあ、今現在は国連の主導する運動、という事になっていますので‥啓発イベントとして捉え、応援していけば良いでしょうか。
この先、どんな未来が待っていたとしても全女性が活躍する社会を目指して行かれます事を!
国際女性デー、
おめでとうございます!